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横浜中華街『雲龍』の排骨麺



やって参りました、横浜中華街。
長袖シャツにフリース羽織っただけではちと寒かったな。
早いとこあいつを食べて温まろう。



土曜日のランチどき、この寒空でもさすがに人は多いですね。
山下公園側の東門からメインストリートを人の流れに任せてぞろぞろ。
同発飯店本店の手前を左に折れる。
この路地にはかの人気店・梅蘭飯店がある。
狭い路地で人口密度が更に上がる。
ぞろぞろぞろぞろ

80mほど進み2本目の横道をクロスした所で両脇にひしめいていた中華料理店が途絶え、急に中華街というより南武線武蔵新城駅周辺の寂しい裏路地みたいな風景に変わった。
一緒に歩いていたはずの観光客も蛇口を締めたように居なくなった。

「あった」



事前に知っていたが、中華街にわざわざ来てこの店構え、なかなかいいでしょ?
こんな町の中華屋さんのステレオタイプみたいな店、遠方はるばる観光で来た人は絶対に入らないですよね(笑)

見ての通りこの雲龍、地元の人を中心に庶民的な料理を庶民的な料金で提供している気取らないお店であります。
ガラリと扉を開け中を覗くと店内は非常に狭く席数もかなり少ない。
おかみさんが「相席になっちゃいますけどいいかしら?」と訊いてきた。

「もちろんです」



テーブルにはいかにも常連さんって感じの家族連れが麺類をすすっていたが、「ま、どうぞどうぞ」みたいな感じで椅子をずらしたりテーブルのスペースを広げてくれたり、壁際にあったメニューを手渡してくれました。
なんだか感じのいい人達だ。

「あ、どうも、よろしくお願いします(^_^;)」

そういえば目の前の梅蘭も25年ぐらい前はこんな感じの素朴なお店だったな。
もはやあの凄まじい行列に並ぶ気も起こらない。

下調べであらかた注文するものは決めてあった。
メインは名物の排骨(パイコー)麺であります。


揚げ巻 (小サイズ) 1550円

これも雲龍の名物料理だが、焼き餃子感覚で注文するにはちとお値段が高い高級点心です。(普通サイズは約2千円)
しかし余りにも評判が良いので一度は食べてみたかった一品です。



平たく言うとエビや椎茸・たけのこなどの野菜を湯葉で巻いて揚げた料理。
豚のなんだかって希少部位も使っていて、それも価格に影響しているそうだ。

軽い下味が付いており、添えられた香り塩かレモンでシンプルに頂きます。
エビのぷりぷりした食感がたまりませんな。
外がサクッ、中はプリッふわっ、
これはうますぎる(^-^)


豆豉排骨飯 (限定品) 750円

「まだあるかしら?」
おかみさんが厨房に確認をとる。
開店してまだ30分、どんだけリミテッドな料理なんだろう。
「大丈夫ですよ」
おかみさんが笑顔で戻ってきた。

"よしっ!"



排骨(豚の骨付きばら肉)、つまりスペアリブを大豆発酵食品である豆豉をベースにした汁で煮込んだ物をご飯にかけています。
黒々しているのは豆豉と中国たまり醤油の色と思われ、濃そうな見た目のわりに味は円やかで優しい。
八丁味噌にすごく近いかも。
豚肉は口の中でホロリと骨離れする柔らかさ。
豆豉独特の香りと深みのあるコクが病みつきになります。
これは自分でも一度作ってみたいな。


排骨麺 850円

本日のメイン、真打ち登場であります。
注文を通した途端に排骨を高温で豪快に揚げてる音が厨房から聞こえ、ほのかにカレースパイスの香りがテーブルまで流れてきました。

「お待たせしました、排骨麺です」

揚げたての排骨が丼の上でパチパチ音を立てています。
これこれ、これですよ(^-^)



巷では普通のロース肉を使っているお店が多いけど、排骨麺はその名の通り骨付き肉を使うのが正しい姿であります。
雲龍では骨付きの部分と肉だけの部分を切り分けてくれているのでありがたい。
衣がまだサクサクしているうちに両手を使って骨付き肉にかぶりつく。

肉に適度な脂身があり柔らかい。
うめい。
下味のスパイスは調理している時ほど強く感じず、味付けと言うよりさりげなく肉や油の匂い消しの役割をしている感じです。
絶妙。

麺はかなり細いが時間が経過してもしっかりした喉越しをキープ。
スープは色の薄いスッキリした醤油味。
味もかなり薄味仕立てだが、これが排骨の衣がふやけてスパイスや油が溶け込むごとに存在感がどんどん増していく。
ちょうど天ぷら蕎麦のかけつゆがどんどん変化していくあの感じと同じ。
計算しつくされた味に排骨麺の奥深さを感じました。
一方で衣がスープを吸ってぐずぐずの排骨がまたうまし。
ただの肉がのった中華そばではないのだなぁ。
ヤバい、飲み干してしまいそうだ(^_^;)



揚げ巻の値段がどうのと申しましたが、今回は排骨麺×2、豆豉排骨飯×1、揚げ巻(小)×1を2人でシェアしました。
これだけ食べて1人2千円と考えるとやはり安い。

三品総じて優しい薄味な傾向です。
パンチが弱いととるか、優しい飽きない味ととるか、それは人によると思います。
少なくともアラフィフの私にはそろそろダメージコントロールも必要な訳でして(笑)、毎日でも食べられる美味しいお店のひとつだと感じました。

それに中華街の人気店でありがちな殺伐とした接客ではなく、おかみさんのきめ細やかなサービスもこのお店の家庭的な雰囲気と味に一役買っているのは間違いないです。

隠れ家的な名店、大変気に入りました。
もう一つの人気メニュー「牛ばら麺」「牛ばら飯」にも期待大です。
近いうちにまた行きたいと思います。

☆☆☆☆★



【 雲龍 】
神奈川県横浜市中区山下町132
045-641-9055

11:30~14:30
17:00~20:00
(日・祝は通し営業)
月・木定休
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プロフィール

kemnpus

Author:kemnpus
横浜でタクシーの運転手をやっています。
早いもので40代も後半にさしかかりました(笑)
アラフィフ目線でのレポートをしていきたいと思います。
感想などコメントをお待ちしております。

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